
ほとんどの病気は、がんばりすぎる生き方によって交感神経が過剰に優位になり、顆粒球が増加して免疫力が低下して起こります。しかし、最近では楽をしすぎる生き方によって副交感神経が過剰に優位になり、病気になる人もふえています。
「働きすぎ」 「悩みすぎ」 「薬の飲みすぎ」 などは心と体に過大なストレスをもたらします。その結果自律神経のうち交感神経が過剰に優位になり白血球中の顆粒球が増えて免疫力が下がり病気を招いてしまいます。
[免疫力を高める]生活の極意 自律神経のバランスがカギ!
1.ストレスを自覚し生活を見直す
ストレスを完全に取り除くことが出来なくても、自分がどんな時にストレスを感じているかがわかれば
悩みすぎずにブレーキがかかります。よく笑うことも免疫力を高めます。運動不足、メリハリのない
生活、睡眠時間が短い、暴飲暴食など不規則な生活は、免疫力を低下させます。早寝早起きを心
がけ、無理は避けましょう。
2.体をあたため血行を良くする。冷えから体を守る
自律神経が乱れると、体が冷えます。少しぬるめのお風呂にゆったりとつかったり、乾布摩擦をした
りすることが大切です。湯たんぽ、腹巻、カイロを使用するのも良いでしょう。
3.ゆっくり食事をとる
食べる事はそれ自体が自律神経を整えます。バランスのとれた食生活により腸も元気になります。
4.爪もみ、深呼吸を行う
爪もみは「自律神経免疫療法」を応用した家庭療法です。自律神経を整える効果があります。
爪もみのやり方は、爪の生え際の角を、反対側の指で両側からつまんでもむ。やりすぎは厳禁。
呼吸はゆっくり吐き出すことを意識すると副交感神経を整える効果があります。
