
寒さで手が震える、緊張やストレスが強い時に手が震える。
これらの原因は、身体的、精神的、外的、心理的に危険を感じている証拠で自然な反応
です。
① 本態性振戦 原因が特定できず、他に目立った症状もない場合。
② 薬の副作用 吐き気止め、胃腸薬、抗うつ薬、統合失調症の薬。
③ 低血糖症状 血液内のグルコース濃度が下がった状態を低血糖といいます。
倦怠感、冷や汗に付け加えて手の震えなどが起こる場合があります。
④ バセドウ病 甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまう。機能亢進症。
⑤ 脳梗塞 手の震え、ろれつが回らない、手足が痺れる、めまい、力が入らない、
物が二重に見える、頭痛、吐き気。
数十分で症状が治まっても病気が治まるとは限らないので、早めの受診
をする。
⑥ アルコール依存症 アルコールを中断した時に震える。
⑦ 書痙 字を書こうとすると手が震える。極端なストレスが引き金となる場合が
あることから精神病の一種になるという人もいます。
⑧ 多発性硬化症 原因不明。手の震え、物が二重に見えるなどの症状。
⑨ 小脳疾患 手の震え、つまずく、ろれつが回らない、目の震えも起こります。
筋肉自体の問題ではなく、コントロールが効かないことによる運動失調
⑩ パーキンソン病 震えだけでなく筋肉のこわばり、歩きにくくなる。
脳のドーパミンの不足によって引き起こされます。
初期症状として、手の震え、安静にしている時に震えます。
生活で気を付ける事
① 緊張する状況になるべく合わない様にする。
② 腹式呼吸を行い、リラックスする。(手が震えてきた時も有効)
③ カフェインを始め、刺激物を控える。
④ 睡眠を十分に取る。
⑤ お酒を飲み過ぎない。
⑥ アルコールで震えを抑えようとしない。
⑦ スマートフォン、パソコンの使用時間を減らす。
⑧ タバコを吸い過ぎない。
⑨ 朝食は抜かない。
⑩ 日中に陽の光を浴びる。