寝ている時に足に激痛が走ってめを覚ましたことはないでしょうか。
スポーツ選手からお年寄りまで、誰もが経験する足のつり。なぜ足はつるのでしょうか。
足がつるといえば、多くの場合は、ふくらはぎです。
ただし、太ももや足の指、お腹、背中の筋肉がつったことがある人もいるでしょう。
では、筋肉はなぜ急に収縮するのでしょうか。
原因① 大量の汗(血液中の電解質バランスの乱れ)
カルシウム、マグネシウム、カリウムといった電解質には筋肉を収縮させたり弛緩
させたりする役割があります。大量に汗をかくと、電解質も体外に排出され、その
バランスが崩れ、筋肉がつりやすくなります。
原因② 血行不良
ふくらはぎは、心臓から遠い為、血の巡りが悪いです。
また、寝ている間は、体温が下がり、血の巡りが悪くなる為、つりやすくなります。
このほか、疲労が原因になることもあります。
対処法と予防
対処法 筋肉がつったら、収縮した筋肉をゆっくり、じっくり伸ばす。
アキレス腱をストレッチする様に伸ばす。
手が届かなければ、床や布団に、足を前に伸ばした姿勢で、タオルを足の裏に引っ掛
けてゆっくり手前に引く。
予防法 入浴しながら筋肉をマッサージする。
定期的に寝る前のストレッチをする。座って足の甲やつま先を握り、前後斜めにゆっ
くり曲げる。
青竹ふみで足の裏をほぐす。