普段の生活の中では意識しないかもしれませんが、「リラックスして呼吸する」というのは、
健康という点でも非常に重要です。
自律神経は生命の維持に関するあらゆる器官の働きをコントロールしているシステムです。
また、自律神経は交感神経と副交感神経からなっていて、通常、日中の活動時には交感神経が
活発になり、夜や安静時には副交感神経が活発になります。
この自律神経のバランスが乱れると、肉体的に不調をきたすだけでなく、精神的にもネガティブな気持ちが起こりやすくなります。
焦っている人は、焦る為、浅く速い呼吸をしています。
自信がない人は、呼吸も弱弱しくなってしまいます。
つまり、今の自分の心の状態が、そのまま呼吸にも表れるということになります。
簡単な呼吸法
☆ まず、一度、大きく息を吸う。
☆ 吸い切ったところで、一旦 呼吸を止める。
☆ その息を そのまま一気に吐く。
☆ 息を吐き切ると、全身の力が抜けて、心と体がリラックスしているこ
とが自覚できるでしょう。
普段からこんなリラックス感が感じられるような呼吸を心掛けたいものです。
「リラックスして呼吸する」ということが、肉体の健康を促すだけでなく、安定した精神状態を得ることにもつながります。