セロトニンの増加が心身に及ぼす効果

    セロトニンはストレスに対して効能のある脳内物質です

 

※ 日光とセロトニン

  日光を浴びると脳内でセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。

  セロトニンは精神の安定、安心感、平常心、頭の回転を良くして直感力などを上げます。

  特にストレスに対して効能があり自らの体内で自然に生成されるもので精神安定剤とよく似た分子構造をしています。

  セロトニンが不足すると慢性的ストレス、疲労、イライラ感、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性欠如、うつ症 

  状、不眠といった症状がみられます。

日光浴のイラスト(女性)

※ セロトニンの分泌を促すには

  ① 1日15分~30分位の日光浴をする

  ② リズミカルな運動をする

     ・歩行運動

     ・食事の際の咀しゃく

     ・深呼吸 など

    一定のリズムを刻む運動を反復して行う

  ③ 食事(トリプトファンという必須アミノ酸の一種、人間の体で生成できない)

    カツオ、マグロ、牛乳、チーズなどの乳製品、豆腐、納豆などの大豆製品、ナッツ、バナナ、ビタミンB6,

            マグネシウム、ナイアシンを含む食品などバランスの良い食事が基本です

  ④ 睡眠

    しっかり休む事。寝不足が続くとイライラ、気分が晴れなかったりする。脳の機能が低下する

    セロトニンが減るとメラトニンも減少する為、夜、眠くなれなかったり、睡眠の質が低下したりする